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南流山保育園 植栽施工確認 造園家高田さん現場視察
中庭の雑木植栽を実現するために、中庭中央スカイブリッジを囲う雑木を描いていました 限られた中庭のスペース、基本計画時のスカイブリッジは、アスレチックにあるような縄で編んだ橋のイメージに中庭のツリーハウスを通って反対側に行くような、、 実施実施設計時には、建築確認消防の指摘から、避難路に考られてしまうは、耐火構造物に変身 頭上を覆うい、お日様を遮り、何より土質状況が悪すぎた。急ピッチの施工工程の中、置いておきぼりの中庭の雑木スペース。何より木々の環境、気持ちを置き去りにしてきた。 高田さん 現場登場視察 高田さんの表情が曇る、、 この劣悪な雑木の木々の環境を、瞬時に解析したようだ、数々の環境改善の手法を実践して来た高田さん 数案の実施案がすぐさま提案された。私の幼稚な発想からの計画を”中村さんだから、、、”と、多角的に検討してくれた。 植える部分の土壌の条件が、杭基礎、埋め戻土の転圧状況、砕石混入など、あまりにも悪条件過ぎた 100年の植生を望むには、根が張れない環境は、この状態からは工期的にも難しい。 何案か、作成して早々に提案頂くと、約束して現場を去った。 高田さんが、”ここでは、元気な雑木の木々の姿を園児に見せたい、元気のない雑木の木々を見せたのでは何もならない、、”この言葉が、頭から離れない、、、 現場で、このマウントを造る場所をじっと眺めながら、、1時間後帰宅途中の高田さんに電話しました 元気の無い雑木の植栽は、断念しましょう。この環境にあった植生を提案頂いて、緑を確保する方向とすることに決断した。 その後、高田さんから頂いたメールの一部を掲載します :::::::: 中村さん お疲れ様です。今日はどうもありがとうございました。 緑化が建設主体でなされるがゆえに、敷地全体をローラー転圧してそれから植栽するようなことが平気でなされますが、これは本当に変えていかねばなりません。 木が長く健康を保てないのですから。木は、人に元気と活力を与えてくれるのですから、木が健康でなければ意味がありません。 植栽時点で土壌から植え方から、木が長く健康でいられるような配慮がなされず、さらに管理でも気にストレスをかけている、そんな木に対する扱いをしていると、いずれ罰が当たると思います。 人はますます木が嫌いになり、邪魔者扱いされてしまう。それに加担することは今はできないのです。 姶良の土地も、ローラー転圧の一斉造成を行ったがゆえに、植栽時に1件当たり100㎥近い土壌入れ替えをしています。 最初から植栽部分の既存土を大切にしていれば、そこまでする必要はなかったのですが。 建築のために豊かだった土地を壊してコンクリートで覆ってしまうこと自体、後世の子孫に対して、大切な財産を損なう悪業なので、せめてそれを理解して、「悪いな」という気持ちで、少しでも木々や土を大切にすることが大事だと思うのです。 我が家の増築部分も、独立基礎として下が抜けているので、床が冷たく、OMの機能もかなり低下して寒くなりましたが、それでもコンクリートで覆い尽くすよりは罪悪感が少なく、満足しています。 今回、本当に木々の変化を楽しめるスペースとするためには、条件が悪すぎました。 あそこはハランの一斉植栽がよいと思います。サルカコッカなど、あの環境でも生育できる草本もたくさんありますが、ハランの理由は、乾燥にも暑さにも強く、管理をしないで済むことです。 低木などの、刈り込み管理を要してしまう樹種の単一植栽は、何も楽しくありませんし、いずれ病虫害に侵されて衰退します。 ハランであれば、管理を要せずに濃い緑が維持され、また葉先が風に揺れて固い建築空間荷ゆらぎが生まれて多少とも潤うと思います。 他、ナンテン、ヒイラギナンテン、カクレミノ、ヒイラギモクセイなど、あの環境で生育できる樹種はありますが、下手な管理が入れば悪くなるだけですので、私はハランの一斉植栽が最善ではないかと思います。 ササも乾燥によっていずれ後退してしまうでしょうし。 お役にたてずにすいませんが、よろしくお願い申し上げます。 ;;;;;;;;;;;; 普段から 高田さんの木々への思いを聞いている私の、まだまだ理解出来てない自分が情けなく思ってしまいます。 この判断をしてくれた造園家に感謝です。 ありがとうございます
by m-omosiro
| 2013-02-22 07:57
| ちば山 真童舎
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