姉歯建築士
困った建築士 ズラ疑惑などどうでも良くて・・
同じ建築士として、「信じられない」としか・・いいようがない・・
元請・・下請け・・・この業界の構造的な問題・
大きな建物は、意匠・構造・設備と専門家がチームプレーで作り上げていく
お互いをチェックし合える体制、まとめるマスター建築士の能力が問われる
小さな住宅は、一人の建築士がまとめることがほとんどですが、最近は、構造を構造屋さんに
依頼したり、特殊な設備は専門家に依頼していることが多くなりました
私は、オイルショック後の卒業で就職に贅沢言える時代でなく・・教授推薦で構造屋さんにさせられてしまいました。3年間だけと密約があったのだけど・・毎年新入の後輩どもが・・みな構造を拒否して(みんな・構造の成績が悪いし嫌いだから・・)・・構造担当から抜けられない状態に・・・(よほど数学・物理でも好きでないと・・構造屋さんになりたがらない・・下請けみたいに扱われるのがいやなのもあるかも・・・) 学校出たばかりなのに・・何十億の建物の構造設計任されて・・コンピューターとにらめっこ・・十二支腸潰瘍になって入院しちゃった・・・独立して構造設計事務所開いても、下請け事務所・・設計料叩かれて・・責任重大・・・この設計事務所(当時NO、10に入っている大規模事務所)に居る限り・・構造屋さんから抜けられない・・海外転勤避けられない・・・
そう思って・・・頼まれ仲人の社長さんごめんなさいで・・丸の内の会社に意匠屋さんとして、再スタートを切ったのでした・自分の身の上話でなくて・・構造屋さんって、辛いのよ・・・
って・・話・・・現在は、構造を知っていることでは、とても役に立っているし、他の建築士が構造が「やばい」人が多いし・・・現在の設計においては、許容応力度法のソフトで、基準法の1.25~1.5倍の外力で検討設計しています。これも構造やっていたからこそできるのですが・・
いやいや構造していたころの指導してくれた上司に感謝です。
まじめな建築士がほとんどです。人間を人を信じて住まい造りのパートナーを見つけましょう
最後は結局・・、人間力です。